すべての子どもの中に、素晴らしい魂の本質が隠されています。
個々の子どもの本質が、その子の人生の中で輝きを放ち、美しい旋律を響かせながら歩んでいけるよう、私たち大人は愛情と敬意をもって、子どもの成長を支えていきます。
つめくさ保育園の5つの柱
① 子どもが愛され、大切にされている
つめくさ保育園では、いつも決まった大人が、愛情をもってその子どもに寄り添い、優しい声掛けや丁寧なお世話を通して信頼関係を築きます。 “自分は愛され大切にされている”、“生まれてきてよかった”、という根源的な自己肯定感が育まれ、人への信頼、世界への信頼をもつことができます。そして、自信をもって自分の人生を歩んでいけるようになるのです。② 日々くり返される、ゆったりとした時間の流れ
~リズムある一日と一年のくらし~
呼吸、脈拍、睡眠と覚醒など私たちの体も自然界の植物も、生命あるものは全て、自然界のリズムに影響されています。 睡眠・遊び・食事など生活リズムが整うことで、子どもは安心と信頼に包まれて暮らすことができます。
③ 安心できる、心温まる場である
0歳から3歳までの乳幼児は、周囲にある善いもの悪いものをそのまま丸ごと受け取ります。そのため、私たちは、すべて喜びに満ちたもの、温かく愛情あふれる安心できるもので子どもたちが囲まれているように、環境に十分配慮した保育を心掛けます。<自然とともに暮らす~美しいお庭>
保育園のお庭には、色とりどりの美しいお花と木々やハーブ、自然農の野菜が育ち、様々な虫や小鳥が遊びにやってきます。子どもたちは、毎日この美しいお庭でたっぷり遊び、日々の生活の中に自然界を取り入れています。<安心できる食事>
その土地で採れた生命力のある野菜や穀物を中心に、安全な食材を厳選し、シンプルで体に優しい給食おやつを愛情込めて丁寧に手作りしています。<自然素材のおもちゃ>
子どもの成長発達に合わせた自然素材の木のおもちゃ・羊毛やコットン、シルク布などで作った手作りのおもちゃや人形に触れることで、子どもたちは様々な手触り、柔らかさやぬくもりを感じ取ります。④ 主体的なあそびと運動
~子どもの運動と遊びのための環境づくり~
子どもは、保育園の中で愛情ある大人のお世話を通して信頼関係を深めると、やがて主体的に遊びへと向かっていきます。<室内>
つかまり立ちをしたり、歩いたり、よじ登ったり、ジャンプをしたり、自発的に体を動かしながら、この時期に大切な感覚器官にアプローチしていきます。 また、わらべ歌や優しい雰囲気の歌遊び・手遊びなどを通して、微細運動を育み、静けさと響きの中で子どもの内なる感覚器を育みます。<屋外>
園庭では、築山を上ったり下りたり。お砂場での砂遊びや泥んこ遊びを思い切り楽しみます。 お散歩では、多摩川までの道のりを歩いたり、土手や木を登り降りたり、バランスをとったり、主体的に体を動かすことで子どもは身体の使い方を学んでいきます。 また、自然界の中で土や砂、水や泥、虫や植物、などたくさんのものに触れることで、大地と繋がり、この世界に対する信頼感を持てるようになります。