入園式を迎え・・・

子供達の晴れの舞台である式典が次々と中止になる中、
形式的で厳かなものとは異なり、
たんぽぽこどもの園では、ささやかで温かな、
なにより子供達にとって、記憶に残る入園式を用意して頂き、
感謝の気持ちでいっぱいとなりました。

在園の子供達は、小さな身体いっぱいに歌ってお祝いし、
摘んできた菜の花を一人一人に手渡してくれました。

入園する子供達へ優しい気持ちを手渡すことで、
互いの気持ちが満たされているように見えました。

沢山の難しいことよりも、お兄さんお姉さん達に祝福されたこと、
先生が一人一人にたんぽぽのネックレスを首にかけ、
おめでとうの言葉をかけてくれたこと、
小さな優しさの一つ一つが、どれだけ子供達の心を満たし、
大きな自信へ繋がっていくのだろうか?と感じていました。

どんな世にあっても、子供達の心は何も変わらないし、
その心と身体がいつも健やかでいられる安全な場所を、
大人として守っていかなくては、と感じさせられます。

いつもと違う雰囲気に少し緊張した面持ちの入園児達が
来年の入園式には、どんな風に成長しているのか楽しみです。

(年少保護者)

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