たんぽぽこどもの園の保護者は
シュタイナー教育を学ぶ機会がたくさんあります。
クラス会(保護者会)で先生からお話しを伺うだけでなく、
園の保護者向けの講座や、
東京賢治シュタイナー学校の講座にも参加できます。
2019年10月のある日、
園の保護者向けの講座がありました。
講師は園長先生。
幼児期の子育てに最も大事なことは？
ということからお話が始まりました。
分かりやすい言葉で、“教える”というよりも
私たち保護者に“寄り添う”ように話してくださいました。
園長先生の優しさに覆われて、
心のどこかで抱えている子育ての不安がすっと消えて、
子どもとの時間を大切にしようと勇気をもらいました。
質問の時間になると、何人かの保護者が悩みを打ち明けました。
園長先生がアドバイスするだけでなく、
他の保護者たちも分かち合いました。
「あ、私も同じ悩みがある」
「そんな風に考えることもできるんだ」
と気づき、一緒に涙して笑って、
私たちに一体感が生まれたように思えました。
シュタイナー教育では
“体験を通して学ぶ”ことを大切にしている、とよく聞きますが、
それは教育を受けている子どもだけだと思っていました。
でも、本を読むだけの知識だけではなく、
子育てをしながら、この園に子どもを通わせながら、
先生方や他の保護者と関わりながら、
「私も今、体験を通してシュタイナー教育を学んでいる」
と今回の講座で気づきました。
年中・4年 保護者
一般の方がシュタイナー教育を学んでいただける場を数多く設けています。
たんぽぽこどもの園で開催している
土曜親子クラス「やまねこ」では、
シュタイナー幼児教育を学んで体験することができます。
また、東京賢治シュタイナー学校では、
様々なシュタイナー教育講座に一般の方もご参加いただけます。
日程や詳細は東京賢治シュタイナー学校HPをご覧ください。
ぜひご参加ください。
