夏祭り
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一学期最後の日に開催された夏祭り。
昨年までは、コロナ禍で学年ごとの少人数での開催でしたが、今年はようやく在園児とその兄弟姉妹、卒園生、親の方々も勢ぞろい。従来の賑やかな夏祭りとなりました。
子どもたちは甚平や浴衣姿で心弾ませながら夕方に家族と手を繋いで園に向かいます。
室内に入ると、薄暗くされたお部屋の真ん中に大きなスイカ。そして、先生からは夏の季節を存分に味わうお話。子どもだけではなく、保護者もその話に引き込まれて、静かに聞き入ります。
お話が終わると、子どもたちは元気よく園庭に飛び出し、お楽しみの時間が始まりました。
【地水火風】の体験です。
まずは【水】の体験。水に浮かんだ色とりどりの夏野菜をすくいます。子どもたちも真剣!
続いて【地】の体験。お砂に隠れた小さな宝石を探します。
保護者が作った色とりどりの宝石袋からお気に入りの1つを選んで、大切に握りしめながら宝石探しの順番を楽しみに待つ子どもたち。
その間、保護者達はせっせとお食事の準備。お腹を空かせた子どもたちが順番に食事をもらいに来ます。
【火】の体験では、お父さんたちが暑い中、火起こしをし沢山のお団子を焼いてくれたのを有難く頂きます。(このお団子は、午前中にお母さんたちがたくさんに丸め、茹でてくれたもの。見えないところにもたくさんの愛情を感じます。)
きゅうりに焼きとうもろこしにスイカに、子どもたちの大好物ばかりで、みんな嬉しそう。
みんなで美味しくお食事を頂いた後は、【風】の体験です。
保護者が力を合わせて作った色とりどりの風車をもって園庭を駆け回ります。
風を受けてくるくる回る風車に、みんな感激です。
最後は、小学生の兄姉たちによるお囃子隊が結成され、楽しい雰囲気の中、全員で盆踊りをしました。
昨年、年少だった娘は、夏祭り終盤で眠くなってしまい、母に抱かれての盆踊りでしたが、今年は張り切って歌い踊っている姿に、この1年の成長を感じました。
終わりの時間になると、子どもたちが思い思いに作った提灯を先生から受け取り、両手で握手してさようならのご挨拶。
虹染めした和紙を切り貼りして作られた提灯は、火を灯すと幻想的でとても綺麗です。きっとそれぞれの家庭で提灯に火を灯して、夏を楽しんだことと思います。
2学期にはまた、どんな子どもたちの姿が見られるのか、今からとても楽しみです。
年中保護者O
[ 季節の行事 ]