わたげ日記 入園編 家族みんなで、最初の一歩

*このブログは、在園家族の日常にスポットライトを当てたシリーズです。たんぽぽこどもの園の仲間たちの生活を、少しのぞいてみましょう。

たんぽぽこどもの園へ入園するきっかけは、子供が生まれてから偶然目にしたシュタイナースクールのホームページでした。夫婦ともに都心へ出て働く時間も多い我が家にとって、自然豊かな環境と都心へのアクセスのバランスがとても良い場所であることが、東京賢治シュタイナー学校を選んだ理由でした。


また入園の決め手となったのは、12年生(高校生3年)の卒業論文発表会を見学に来た時でした。子供達が全身全霊で発表に取り組む姿を目にし
「自分がもし子供だったら絶対にこの学校に入りたい!」そして「うちの子にもこの学校で学ばせてあげたい!」という思いが溢れました。

以前の自宅は、都心にほど近い23区内でしたが、入園をきっかけに幼稚園に通いやすい多摩モノレール沿いの住宅地に思い切って移住しました。
縁もゆかりもなく、知人が一人もいない土地への移住には不安がありましたが、都心部に比べて子供が自然に触れる機会も多く、日々虫や動物や植物に触れながら環境に馴染んでいく子供の姿を見ながら、その不安も徐々に和らいでいきました。
電車で一歩足をのばすと高尾山や奥多摩方面にも出やすいので、子供の自然体験の幅がぐっと広がった気がします。

娘にとっては通っていた保育園から幼稚園へ転園の形になります。小さな子供なりにすでに出来上がったお友達との関係や生活のリズムが変わり、ゼロからの環境に馴染めるかなあ、という心配がありました。

そんな親の心配とは裏腹に、園の環境には3か月程度です~っと馴染んでくれて、子供は大人の何倍も順応性が高いことに改めて気づかされました。
また、子供の送り迎えの道すがら我が家の子供の名前を真っ先に覚えてくれて、通園時に積極的に声をかけて頂いた先輩保護者の方達の気遣いに励まされました。

先生方だけでなく先輩保護者の皆さんとの繋がりを通じて、シュタイナー教育を日々実体験させて頂いています。

家族みんなで踏み出す最初の一歩。
子供と共に学び、子供達の成長に感動し、親自身も成長していける、それを実感できる毎日です。

(年少保護者O父) 

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