お父さんたちの学びの場
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たんぽぽこどもの園には、親がシュタイナー教育や子育てについて学ぶ場、語り合う場があります。今回は、お父さん達が声を発して自発的に整えた学びの場をご紹介します。
この学びの場は「たんぽぽ父の会」、通称「タケノコファーザーズクラブ(以下、TFC)」と名付けられました。
TFCは、たんぽぽの父親たちが「父親になるのは簡単だが、父親たることは難しい。」をモットーに、タケノコの如く父親として成長していくための勉強会です。
2024年5月に発足し、月1回のペースで緩やかに実施中です。
毎回シュタイナー教育に係るテーマについて、家庭で実践していること、相談したいこと、考えていることなどを、ざっくばらんに一人5分ずつ話していきます。過去には、「リズムについて」「境界線について」などをテーマに学び合いが行われました。
「緩やかに」とは言いましたが、参加すれば皆さんとても真剣にご自身のこと、子供たちのことをお話しされます。
私は今とても忙しいけれどもやりがいのある職場にいて、平日子供たちと関わる時間が短い状況です。
周りのお父様の発言の豊さに、父親としての未熟さを感じています。ただ、真剣さは負けない、少しずつ父親として成長していこう、という気持ちになる素晴らしい勉強会です。
※TFCについて
これまでにも在園の親を対象にした学びの機会はあるものの、平日で参加できないお父さん方も少なくありませんでした。また、お父さん方を中心にした活動は大工仕事のような作業的な活動が多く、学びを中心とした場がありませんでした。そのような中で、お父さん方から、この教育が大事にしている事や一つ一つの取り組みにおける教育的観点からの意味などを、幼児期の段階から少しずつでも学ぶ機会があればいいなという意見が出て、学びの場が企画されました。特定のリーダーも講師も存在せず、全員が主体的となることを目指して活動しています。
[ 親の活動 ]