わたげ日記 編入編:K家の場合

*このブログは、在園家族の日常にスポットライトを当てたシリーズです。たんぽぽこどもの園の仲間たちの生活を、少しのぞいてみましょう。

我が家は年中からの編入でした。

学校は東京賢治シュタイナー学校にという思いがありましたが、近所の幼稚園へ通わせていました。

たんぽぽこどもの園でひらかれる月に一度の土曜日クラスやまねこに、何げなく参加したのをきっかけに、編入を考えるようになりました。

毎月色々なテーマでシュタイナー教育を体験したり学ぶ場ですが先生とも気軽に話ができました。

『子育てが辛いんです』と話したことがありました。

しかし先生は笑顔で『大丈夫』と温かく包みこんでくださり、私は安心感で胸がいっぱいになりました。

娘もここなら穏やかに安心した生活を送れるだろう。という気持ちが強くなり編入を決心しました。

編入して様々な時期を過ごし卒園を目の前にして学びに向かっている今感じる事は、編入をして本当によかったという一言。

学びの土台は幼児期に育まれると言う事はその通りなのだと実感しています。

ゆっくりと確実に成長していく我が子の姿をみながら、親の在り方も学んできた日々を振り返ると、親も同じように学びの土台を作っているのだなと感じます。

貴重な幼児期をここで過ごせたことは私達親子にとって宝です。

そして今、あんなに悩んでいた子育てがとても楽しいです。先生があの時仰った『大丈夫』という言葉は本当でした。

(年長保護者 K)

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