虹染め 〜親の手仕事〜
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前回は紙染めについてお伝えしました。
今回は、虹染め(手仕事に使用するための布や糸を虹色に染める作業)です。
私は、オープン園※で虹色に染められた小物を見てから、
この虹染めができることを心待ちにしていました。
お天気もなんとか持ち堪えてくれ、いざ虹染めへ。
子どもたちを見送り、集まるお母さん方。
新聞紙を敷いて、バケツや染料、お湯や布などを準備します。
昨年の作業を確認する方。
今回の作業計画を立てている方。
手仕事のお話をしてくださる方。
お湯を沸かす方。
必要なものを準備する方。
自然とそれぞれが役割を果たしていく。
こうしてこの伝統をつないできたのだろうと感じました。
”ありのまま” やってみてね、の言葉に
ワクワクしながら手を動かしました。
タライに布や糸類を入れて、揉んだり、揺らしたり、くしを使ってみたり。
だんだん色が入ってきて、
だんだん鮮明になってくる。
1色で染めた時の色と、
複数で染めた時の色は、また雰囲気が異なる。
虹色が出来上がった時は、
「かわいい〜!」と歓喜の声が上がりました!
そして、覗きにきた子どもたちも
「きれいだね!」と大喜び。
親たちが、自分たちのために楽しそうに何かを作っている。
そんな環境は、こんなにも子どもたちに安心や喜びを与えられるのだなぁと嬉しくなりました。
毎日仕事をして社会に揉まれ、時間に追われる日々。
いつしかそれを当たり前のように感じていたことにも気づきました。
こうして、子どもたちの隣で、ゆったりとおしゃべりをしながら手仕事に取り組む時間。
それは、とても貴重で、なんとも懐かしいような、とても豊かな時間でした。
ぜひ、オープン園※にいらして、ご覧になってみてくださいね。
年少親. T
※ オープン園:日頃、園生活で行われている様子を外部の方にも実際に見て感じて体験して頂く日として、年に一回開催しております。子どもだけではなく、子育てに奮闘する大人も、一緒に園生活を楽しんでしまうメッセージが色々あります。是非お越しください。
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