初めての自然農講座に参加して
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4月に我が子が入園して1ヶ月。夏の近づきを感じる暑さの中、自然農講座に参加しました。
まずは、園舎の畑へ。
4月に蒔いた種が発芽したポットを見ながら、どの芽がどの野菜のものか見分ける作業から始まりました。
小さな雑草と種からでた芽が混在する中、葉っぱの形でどんどん見分けていく先輩方と先生。
まずは目的の植物とそうでないものを見分けられないと、目的のものを育てていけないからね、とのこと。そんな小さなやり取り一つからも、なんだか生き生きとしたエネルギーをもらいました。
自分自身は野菜や植物を育てた経験があまりなく、土に触れることも久しぶりでした。お日様の光を浴び手を動かしながら、自分の目で見て、感じて、考えて。じわじわと気持ち良い感じが湧いてきました。
芽を見分けた後、昨年植えた野菜や日当たりを踏まえて、どこに何を植えていくかを相談。先生がいくつか種を分けて下さり、種と芽が出た苗を植えました。最後に室内で先生のお話を聞き、自然農の奥深さの入り口がほんの少し見えた気がしました。
親の方々からは、これまで畑で実ったお野菜を子供たちで収穫をし、それをお誕生会のお食事で頂いた話などを聞き、嬉しくなりました。
子供たちが、野菜が育つ様子を間近で見ることができること。無理に雑草を取らず、化学肥料も使わず、エネルギーいっぱいに育ったお野菜を頂けること。とても素敵なことで、これまでみなさんで大切に育ててこられた積み重ねに感謝の気持ちでいっぱいでした。
年少保護者M
*2020年春、園舎をお借りしている教会のご厚意で「この空き地(園舎隣)を子どもたちのために畑にしてはどうか」というお話を頂き、教会の方と園の親子との協働で畑を開墾。
以後、子どもたちは園生活での畑のお仕事を通し、収穫の楽しみと四季の変化を体験できる豊かな環境を頂いております。
更にその一部を親の活動としても使わせていただき、現在、東京賢治シュタイナー学校の園芸講師である鈴木真紀先生より【自然農】について学ばせて頂きながら、様々な野菜作りにチャレンジしています。
[ 親の活動 ]