手仕事作品のリニューアル
東京賢治シュタイナー学校の3年生と6年生の手仕事作品です。帽子が3年生、動物人形が6年生です。3年生の手仕事は、2年生から始めたかぎ針編みをさらに発展させます。自分の衣服を作る取り組みは、まず細編みでの帽子から始まります。頭を守る覆いとしての要素を際立たせるために、明るい色と暗い色の配列を編んでいきます。さまざまな色の配列を通して、子どもたちのファンタジーが花を開かせていきます。6年生の動物人形は、まずは動物の絵を描き、そこから型を作り作成していきます。立体になるための個々の部分は、裁断して、組み合わせ、縫いあわせます。そして縫った生地を裏返し、その中に綿をつめていきます。平面的な絵から、空間的形が生まれる過程がこの動物作りの取り組みの本質的体験です。