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豊かな関係性

東京賢治シュタイナー学校は、1学年1クラスずつの小規模な学校です。
小規模だからこそ、クラス内での深い関わり合いはもちろん、学年を超えた交流や、国内のシュタイナー学校との交流、そして卒業後のつながりなど、豊かな関係性があります。
年齢や学校を超えて多様な個性と触れ合う中で、自分らしさを見つけ、学び合いながら成長していきます。

目次

学年を越えたつながり

本校では小中学部と高等部の12年一貫教育を行っているため、6歳~18歳の子どもたちが同じ場所で学んでいます。そのため異学年の交流が盛んで、全校生徒の顔がお互いに分かるようなアットホームな雰囲気です。
学童や部活動が異学年合同なのはもちろん、小学部から高等部までが交流できる機会がたくさんあります。

全校交流会

年に1度の全校交流会は、1年生から12年生までの生徒、先生、そして保護者たちが一堂に介し、レクレーションを通して交流します。
異学年のクラスの活躍を応援し合う、楽しい交流イベントです。

きょうだい学級

きょうだい学級は、1年生と7年生、2年生と8年生が、クラス単位で交流する制度です。
週に1回程度レクレーションをしたり、1人1人にペアの相手を決めて一緒に遊んでもらったりします。
下の学年の子どもたちには「こうなりたい」という憧れが生まれ、上の学年の子どもたちには年長者としての自覚が生まれて、まさに年の離れた兄弟・姉妹のように育ち合っていきます。

学習発表会

年3回行われる学習発表会は、子どもたちが他の学年の学びを知る機会でもあります。
保護者や外部向けの学習発表会とは別に、子どもたちのための内部向け発表会も行っており、1~12年生までのすべての発表を子どもたち自身も見ることができます。
「高学年になったらこんなことができるようになるんだ」と期待を持ったり、「低学年の頃にこんなことやったなあ」と成長を振り返る場です。

国内のつながり

本校は日本シュタイナー学校協会の会員校であり、日本国内にある他のシュタイナー学校とも交流を持っています。

小中学部では、5年生の体育の一環として、シュタイナー学園、横浜シュタイナー学園と3校合同でのオリンピックを開催しています。また、8年生劇をお互いに鑑賞し合うなどの交流もあります。

さらに高等部では、定期的に全国の高等部生徒有志が集まる高等部交流会が開催され、親睦を深める機会となっています。2019年のシュタイナー教育100周年イベントでは、全国の高等部生徒によるオイリュトミーとオーケストラの公演を行いました。

シュタイナー学校同士で連携したり交流することで、多様な友達の輪を広げ、自分自身を知る機会にもつながります。

卒業後のつながり

卒業後も、学校と卒業生も緩やかにつながっています。
OB・OGとして高等部の七頭舞の指導に来てくれたり、卒業生座談会に参加してくれたり、学校づくりに力を貸してくれる卒業生もいます。

また、卒業生同士の横のつながりも続いていきます。
人と人とのつながりが、卒業後の人生を支える基盤となっていきます。

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