1年生の文字とフォルメンのエポックノート

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東京賢治シュタイナー学校の1年生が授業で描いた文字とフォルメンのエポックノートです。フォルメン線描とは、文字や数字の根底にあるフォルム(形)を純粋に学ぶ、シュタイナー学校独自の授業です。文字も数字も幾何学もすべてが形からできています。ということは、直線や曲線を使って、基本的な形を素描し、形の感覚を養うことで、その後に出てくる文字や数字の感覚を養う準備ができるのです。1年生の段階では大きなA3大のノートにできるだけまっすぐな直線を垂直、水平、斜めなどさまざまな角度で描いていきます。曲線だったらアーチや丸など初歩的な大きなフォルムが中心です。そして、先生の話すファンタジーのお話に耳を傾けながら、子どもたちが初めて文字と出会っていきます。最初はお話を聞いて、次に絵を描き、その絵が抽象化されて文字になるということを学んでいきます。例えば、「女の子がある朝、起きたらとてもきれいな朝焼けだったので、手足をいっぱいに広げて“あ〜”と言って、びっくりしながら大喜びしました」というような簡単な話を聞いた後に、子どもたちは女の子が身体いっぱいに手を広げて、朝日のところで喜んでいる絵を描きます。そして、手を広げている女の子の中に「あ」という文字を入れて形になるまでの過程を繰り返すことによって、「あ」というのは、喜び、驚き、驚嘆している表現なのだということが同時に心の中に入っていくのです。1日1文字からゆっくりとはじめて、慣れてきたら量も多くなり、もちろん語数はどんどん増えていきます。1年生では、ひらがな、漢字に親しみ、詩歌の朗唱は、高学年まで継続していきます。【HPより抜粋】

1年 エポックノート 文字 あ
文字のエポックノート ひたらがなの“あ”
1年 エポックノートフォルメン1
1年 エポックノート フォルメン2
1年 エポックノート フォルメン3
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