1年生の算数

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東京賢治シュタイナー学校の1年生生徒が描いた算数、数の学びのエポックノートと、先生の黒板画です。1年生の算数は、数えること、数字、四則計算を行います。数は身体を動かして順に数えることから始まります。それもただ身体を動かすだけではなく、例えば2の倍数になったら、止まったり手を叩いたりしながら数える取り組みをすることで、感覚的に2と4と6と8は関係あるのだとわかります。それがかけ算だとは教えなくても、倍数を強調した数え方をやっていくうちに、2年生の九九の勉強になったときには身体に染み込んでいるので、スムーズに倍数が子どもの中に入っていきます。

数字も国語の文字の授業と同じように、絵を描いて、数字のイメージを引き出しながら、アラビア数字とローマ数字に触れていきます。それだけではなく、1が「私」、2は「太陽と月」「昼と夜」、3は「お父さん、お母さん、私」、4は「東西南北」や「春夏秋冬」、5は「人間の五体」や「リンゴの中にある五角形」、6は「ミツバチの巣」や「雪の結晶」、7は「一週間」や「虹」…というように自然界にある数に子どもが親しんでいけるように導きます。その後に足し算を教えます。そこでもストーリーがあって、足す・引く・掛ける・割る、という四則計算をまるで人間の性格のようにイメージして学んでいきます。それは人間に近ければ近いほど、子どもは学びやすいからです。子どもは自分のこととして記号や数字をとらえ、日常の一部として見られるようになります。【HPより抜粋】

1年 算数 エポックノート
1年 算数 黒板画」
1年 算数 黒板画 1
1年 算数 黒板画 2
1年 算数 黒板画 1と2
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