全校交流会を終えて
去る5月12日、全校交流会(運動会にあたる行事という表現が近いのでしょうか)が、緑がそよぎ、鳥や人の声が響く、初夏を匂わす様な晴天の中、立川公園をお借りし開催されました。
入学前から、先生職員、在校生、親の方々との密接な関わりやサポートにより、親子共に始まったばかりの学校生活にも、自然な形で溶け込む事が出来た中での初めての行事でした。
当日、開始前の会場は、7年生以上の生徒および、5年生の親の方々を中心にテントの設営等の準備が、素早く効率的に分担され、あっと言う間に終わった事にまず驚きと感動!その後、開始まで各学年毎に集まり、私達1年生は先生と朝の挨拶が始まり普段見られない学校での行ないが見られ、幼かった我が子の急な成長ぶりを感じました。
その後は銅鑼の音と共に、交流会がスタート。子供と別れ、私達親同士も親睦を深めながら、会場が一体となり幼児部から高等部までの競技や発表を温かな声援を送り合いながら、終始なごやかな空間で進行したことはこの学校の良さが感じられる瞬間の一つでした。
また学年も一つ上がるにつれ、おこなわれる内容や力強さにも変化が見え、協力し合い競技に参加する事、あるいは繊細な動きから作り出される音や表現力に感銘を受けました。
これも日々の学校での取り組みが、いかに子供達に影響を与え、人としての成長へと繋がっているのかという事の表れでしょう。入りたての1年生達も、他学年に大きな声援を送っていた事や、逆に高学年の生徒に優しくサポートされている姿も印象的でした。
最後に会場全体で行われた、《沖縄のじゃんけん遊び》や《マイムマイム》も中々大人になってから真剣に体を使い、周りと一体となる機会がなかったためとても楽しかったと共に、子供だけでなく、親も人と人との繋がりによりその関わりが人として成長できる、そんな貴重な経験でした。交流会終了の銅鑼の合図も、少々寂しく感じたのも、この素晴らしい会に一体となり参加できた事によるものだったに違いないでしょう。
最後に少し疲れも感じながら皆で食べたお弁当の味、時間も忘れられません。改めて、会に参加された方々への感謝と、自分と我が子が、この学校の一員となれた喜びを深く感じとれる貴重な一日でした。ありがとうございました。
(1年生保護者)