全国の親の熱い想いが集結!保護者カンファレンス
2019年9月15日、シュタイナー学校誕生100周年記念として「保護者カンファレンス」を開催しました。テーマは「であおう!かたろう!つながろう!私たち・子どもたちの未来に向かって」。ホスト校として私たちは充実した会となるように寝る間も惜しんで準備し、当日を迎えました。参加された150人余りの保護者たち、全国7校のシュタイナー学校の保護者、そしてシュタイナー学校で学んでいる子どもたち、すべての人の想いが結集し、次の100年に向けた勇気と力が湧いてくるような、素晴らしい1日でした。
日本シュタイナー協会が主催し、日本全国7校のシュタイナー学校の保護者を集める初めての試みでしたが、朝の出会いの会では本校のホールに椅子を入れる余地もないほど大勢の親たちが集まりました。
ホールで朝の出会いの会があった後は、分科会に分かれて昼食とグループワーク。
私は「社会の中のシュタイナー教育」分科会で、シュタイナー学校が日本社会の中で現在どのような立場に置かれているのか、またどのような姿を目指すべきなのかについて、少人数のグループに分かれて話し合いました。
最初のお題は、「シュタイナー教育を、初めての人にも分かりやすく説明して下さい。」
欧米ではそれなりに認知されているものの、日本ではまだまだ知る人ぞ知るシュタイナー教育の特長について、家族、友人、同僚や地域の人達に理解してもらうには、どのように説明したらよいのでしょう、ということでした。
全国各地の親から様々な意見が出ましたが、共通していたのは、シュタイナー教育を受けた子供は「健全な自己肯定感を持っていて、自分の考えや感情を表現すること、また相手のそれらを受け入れることを自然体で行える。」といったところでしょうか。
時に「マイペースな教育」ともとらえられますが、実はとても協調性の高い人間に育つ、という意見もありました。
将来的に、シュタイナー教育がなるべく多くの家庭にとって選択肢の一つとなって欲しいというのも、共通した思いでした。
次の分科会「料理」ではピザ生地をこねて石窯で焼き、夕食の準備。
校庭で全員集合してアクティビティをした後、
ホールで皆で夕食を食べて終了。
長い一日でしたが、各地の親の熱い想いに元気をもらったイベントでした。
遠方から来てくださった保護者の皆さん、ありがとうございました!
1・3・6年保護者