音楽による心象・形象表現~音楽修辞学を通して音の内奥に秘められた力の実相を探る~
東京賢治シュタイナー学校12年生の卒業論文発表会で、発表する生徒たちの姿を数枚の写真を通して、お伝えしていきたいと思います。
音楽には、民族・文化の違いを越えて人間に共通した印象を投げかける力があるとよく言われますが、私はその大きな力を不思議に思っていました。それを紐解くカギを握るのが音楽修辞学であり、その観点から「巷で流行りの音楽の傾向」を幅広く分析し、未来の音楽を自分なりに予想します。また、実践として源氏物語『浮舟』の帖を題材に作曲したピアノ曲を演奏します。