今年もやります!『父親たちの本音トーク』
私たちの学校では、入学を検討されている方々に向けて座談会『父親たちの本音トーク』を実施しています。2022年3月発行のツェプレッセン※から、スタッフたちの声をお届けします。
※本校が発行するニューズレター。
2021年度は8月にオンライン、11月に対面(リアル形式)で行いました。
『父親たち』と銘打っているのは、在校生の父親たちが中心となって企画・運営してきたから。
当校への入学・編入を検討されている児童・生徒の保護者であれば、どなたでもご参加いただけます。
なぜ父親たちがこのような座談会を行なっているのでしょう?
これまで、母親たちが父親たちよりも先に当校に出会い、教育方針に共鳴するケースが目立ちました。
父親たちも気楽に「シュタイナー教育とは何?」、「学校法人ではないとはどういうこと?」といった疑問をぶつけられる場を作りたい。
どのように自分たちがこの学校のことを好きになっていったのかも知ってもらいたい。
そのような思いが結集した結果、『父親たちの本音トーク』は5年前にスタートしたのです。
でもシュタイナー学校の情報が本当に少なくて理解できないもどかしさを持っていました。
例えば私立学校と比較した時、ここの教育にどのようなプラス面・マイナス面があるのか入学前にもっと知りたかったという思いがあります。
シュタイナー教育に興味をお持ちの方々に、在校生保護者の「リアルな声」に触れていただければなりよりです。
『父親たちの本音トーク』に後押しされて、実際に入学を決めた保護者もいます。
現在、座談会の運営に関わっている方も、そんな一人です。
この学校を語るその言葉には熱が伴っていて、こういう親たちが教師たちと一緒に作る学校ならば、今後も良くなっていくと感じました。
親として、子どもの将来に関わる決断には勇気がいります。
ましてや、シュタイナー教育の学校に進学させることは日本ではまだ珍しく不安もあります。
僕は父親たちの本音トーク、学校説明会、そして、在校生たちの姿を見て、この不安が解消されました。
これからの父親たちの本音トークが、参加者が入学前に感じる不安や心配事を親たちと一緒に話し、考え、そして、勇気を出すひとつのきっかけになる場にしていきたいです。
2021年度は、オンラインと対面の座談会を一回ずつ実施しました。
でも、やっぱり直接皆さんに会ってこの学校のことを伝えたいという思いはより強く感じました。
「やっぱりこの場所に来てもらって直接会って伝えたい。実際に触れてみてこの学校の良さを感じて欲しい」
オンライン座談会を重ねる中で熱い思いが溜まっていました。
予定2時間はあっという間に過ぎ、何人もの方が終了後も父親たちに質問し続ける濃厚な場となりました。
在校生保護者の熱量を伝えるには対面式のリアル座談会が一番ですが、オンラインにはオンラインの面白さもあったようです。
『父親たちの本音トーク』は次回、7月2日(土)に13時から開催します。ぜひご期待ください。
皆さまのご来場を、お待ちしています。
(父親たちの本音トーク班)