オープンスクール案内①「授業体験ツアー」と「学びの展示」
6/1のオープンスクール2024まで、いよいよあと1週間足らずとなりました!
このコラムでは、ご来場予定の皆さまに向けて、当日の見どころをガイドします。
(※来場申込は締め切りました)
今回ご案内するのは、「授業体験ツアー」と「学びの展示」です。
授業体験ツアー
「授業体験ツアー」は、教師がシュタイナー教育をわかりやすく解説する「学びの説明」、 3・5・6年生による「学びの発表」、そして「体験授業」を通して、本校の教育の特性を多角的に理解していただける内容になっています。
中でも目玉である「体験授業」では、実際にシュタイナー教育の低学年の授業を体験していただけます。当日授業を担当される先生方に、どのような授業なのか伺ってみました。
1年生の一番はじめの授業(フォルメン線描)
担当教師:藤村久美子
“1年生のはじめの授業は、入学式の日に行われます。入学式の会場で、1年生は担任の先生から名前を呼ばれ、お母さん、お父さんのもとを離れて、一人で歩いて先生の所に向かいます。さらに入学式の会場から教室へと場所を変えて、1年生の最初の授業が行われるのです。いったいどんな授業なんでしょうか? フォルメン線描とは何をするのでしょうか? どうぞ、1年生になったつもりで体験してみてください。”
1年生の文字(ひらがな)
担当教師:菅谷真理子
“先生のお話。美しい色彩を通して描かれた絵。心を弾ませながら、子どもたちは文字に入っていきます。さて、今日習う字は何だろう。学びは感情を通して始まります。”
2年生の算数
担当教師:長谷川直美
“数の学びは、数えることから始まります。動きながら、声を出しながら……。九九の学びでも、動きながら美しいフォルムと出会っていきます。”
オイリュトミー
担当教師:V.フォーグル
“オイリュトミーは、人間をはじめとする生き物の生命力を動きで表します。その生き生きとしたプロセスを、ぜひ体験しに来て下さい。”
参加者の声
小学生の気分になって、子どもたちがこんな風に授業を受けているのかと思うと、心がくすぐられました。こんな授業を受けたかった。
何が始まるのかドキドキしましたが……これは体験してみないとわからない!! と思いました。
実際に教室に入り授業を受ける体験は、シュタイナー教育を肌で感じることができ、感謝しています。教室の温かさ、窓から見える風景、どれも素晴らしかったです。
※過去の体験授業参加者のアンケートより
楽しい、嬉しい、感動する……。この学校では、子どもたちの心が動く学びをしています。
授業を実際に体験し、また子どもたちの姿を見て、子どもたちの表現する力や感性が、どのように育まれているのかを実感してもらえたら嬉しいです。
学びの展示
1年生から12年生までのエポックノートや、芸術作品、手仕事作品など、普段はなかなか見ることのできない貴重な学びの展示です。
会場では高等部の生徒や教師がみなさまのお越しを楽しみにお待ちしています。ぜひ声をかけてみてくださいね。
参加者の声
学校祭の「学びの展示」で見たエポックノートに感動しました。色彩が美しくてまるで絵画のようでしたが、そこに教科の学びが表現されているのに驚きました。特に高等部のノートは、まるで芸大生のようなクオリティですごい感性だと思いました。翌年のオープンスクールで「授業体験ツアー」に参加し、実際に授業を体験し、いろいろと納得しました。
学びの展示も素晴らしかったのですが、会場にいた高校生と話した時にとても感動して、どうしたらこのように育つのだろうと思いました。
※過去のオープンスクール参加者へのインタビューより
エポックノートや子どもたちの作品を見ると、子どもたちが喜びをもって授業に向かっているのがわかります。
いきいきとした色とりどりのノートや作品を見て、子どもたちが学んだものと深く繋がっているのを感じてもらえると嬉しいです。
また、高等部に上がり、どんどん高度になっていくノートも必見です。