ドイツの先生への食事作り

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毎年、ドイツのシュタイナー学校から6~8人の先生が入れ替わりで来日し、高等部のエポック授業、保護者向け講座、教師の研修、教員養成コースを担って下さいます。来日中の2週間は朝から夕方まで授業で過密スケジュールの先生に、感謝の気持ちを込めて保護者が食事を用意しています。

最近は、本校のインスタグラムにもよく料理の写真が紹介されていますが、昼食の内容は実に様々です。
基本はメイン・サラダ・スープ・ライスかパン・フルーツを5~6人で持ち寄る(19年度)のですが、麺好きの先生にはラーメンが出たり、お魚がとなれば手巻き寿司が出たりも…わぁ~
かくいう私は、配膳の担当の際には、皆から持ち寄られた料理に葉っぱを添えて並べてお出しするだけなのですが。
どんなスタイルでもOK、心を込めて作ること、を大切にしている活動です。
お出ししたいものをお出しする、食べられないものがあれば残して頂く、そんな率直で気楽な関係でいることも、長く続けていくために意識して大事にしたいポイントになっています。

ドイツの先生方は、スゴい授業をほぼ無報酬ではるばる授けに来てくださっているだけではありません。 
実は、毎年12年生(高校3年生)のヨーロッパ美術研修旅行で、時に生徒たちの荷物を運んで下さったり、ご馳走して下さったりと、心温まる歓迎をして下さっています。
生徒たちはこの旅で、オイリュトミー公演行脚も並行させるという超過酷日程をこなすのですが、その慣れ親しんだ笑顔と温かい心遣いが、異国の地で自分の中からパワーを引き出すためにどれだけ大事な支えの一つとなっているかわかりません。
12年生の帰国後の報告会では、毎年生徒自身の中からの、まっすぐな感謝が必ず出てきます。

ドイツの先生方が来てくださっている歴史は長く 、こちらは2008年頃の様子。フッシュ先生には今でも12年生のヨーロッパ美術研修などでお世話になっています。

とはいえこちらも忙しい私たち保護者。
感謝の食事を先生方の来校中毎日お出しすることは、簡単なことではありません。
食事作り以外の全体の仕事のバランスも見つつ、その感謝の思いを表すためにどのような形をとるのが今の学校の中でより良いのか、を毎年皆で模索、試行、改善する日々です。

しかし、何より最後には、食後のその先生となりがそのまま表れる沁み入るような笑顔にこちらが癒されてしまうのです。
あれー全部このためだったのかなー?と感じてしまうような一つひとつのその沁み沁み笑顔は、切れない携帯カイロのように、思い出せばいつでも心がポカポカとなるのです。

笑顔が素敵なナスト先生。先生方はみなさん、とても嬉しそうに召し上がってくださいます。

このポカポカは、残念ながら写真の笑顔では味わえませんので、ぜひ実物を体験していただけたら。

9年 保護者

ドイツ講師による授業

東京賢治シュタイナー学校インスタグラム

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