入学式に寄せて

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花曇りの空が、のどかな春の陽気を感じさせてくれる、4月8日。東京賢治シュタイナー学校の入学式が行われました。

我が家は長女が在学中のため、この日に向けて親の方々をはじめ皆さまが思いを寄せ合い準備して下さっていたことを、3月あたりから身近で感じてきました。

当日校門の前に立った私は、その思いと熱が心に届いてきて、幸せな気持ちでいっぱいになり涙が溢れていました。

柔らかい音楽の演奏で迎えられ、いよいよ子どもたちの出番。担任の長谷川先生が、子どもたち一人一人の目をしっかり、そして優しく見ながら、名前を呼んで下さいました。

そしてその愛を受けとった次女は、自信に溢れた足取りで、鮮やかなお花のアーチの中に、1人で入って行きました。

入学式の握手

兄弟学級になる7年生(中学1年生)からは「わぁ、かわいい!」などアーチをくぐるたびに歓声が上がっており、楽しみな気持ちが伝わってきて、とても嬉しく思いました。

18歳の青年が、6歳の子どもたちの視線に合わせて優しく語りかけて下さった、12年生(高校3年生)の祝辞。その立ち振る舞いと、「僕もそこにいたんだよ。」という言葉。私は瞬時に将来のイメージが湧いてきました。

この日は、目の前の全ての光景が尊く、感謝の気持ちが止まない日となりました。素晴らしい共同体の真ん中にいる子どもたち。新1年生も安心してすくすく育っていくことでしょう。

いよいよスタート、これからが楽しみです。

新1年保護者

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