教員養成に参加して~教員養成講座の概要と詳細
シュタイナー学校の先生になりませんか?
シュタイナー学校の教員養成講座のご紹介です。
「教師を志す全ての人に、ぜひ受けてほしいと思います」
早稲田大学 太田裕子(准教授)
私は、大学で言語教育の実践と研究に携わっています。特に、日本語を第二言語として学ぶ子どもへの教育に関心を持ってきました。第二言語を学ぶ子どもたちにとってシュタイナー教育は大きな助けになるのではないか。そう思い、教員養成講座に参加しました。
講座では、シュタイナー教育の背景にある理論や哲学を学ぶとともに、それが各学年でどのように具現化されるのかを、実際に心と体を動かし、子どもたちの学びを体験しながら、実践的に学べました。この講座を通して、子どもの成長を理解し支える上で、非常に重要な気づきを数多く得、シュタイナー教育の可能性の大きさを確信しました。
この講座のような、子どもの成長の全体を見通した深い理論と具体的な教育実践を見事に統合させた講座は、大学の教員養成課程にもなかなかありません。教師を志す全ての人に、ぜひ受けてほしいと思います。
動画「2020年度 東京賢治シュタイナー学校 教員養成ゼミナール」
教員養成講座の概要と詳細
※2021年度の教員養成講座の受付は終了しました。
動画
動画「2020年度 東京賢治シュタイナー学校 教員養成ゼミナール」
教員養成に参加して
教員養成講座に参加した方から寄せられた感想をご紹介します。
経験豊かな現場の教師の皆さんが熱意をもって行う授業は、本当に素晴らしい内容です。世界をいきいきと学ぶ授業展開を肌で感じることが出来ます。実際に身体を動かし、ほかの受講生の皆さんとシュタイナー学校の生徒になったように過ごす日々は感動の連続です。(THさん)
自分の子どもがどのように学んできたのかを追体験するように学び、1年目は学ぶことそのものが感動の連続でした。シュタイナー学校での年齢にふさわしい学びは、シュタイナーの人間観が前提にあり、子どもたちが学ぶことは楽しいと感じている理由がそれまでより深く理解できたように思います。
さらに2年目には、学ぶ喜びだけでなく、シュタイナーの深い人間観は、地球に人として生まれた人間が真の人間になっていくために必要なものだと思いました。これからもさらに学びを深めていきたいと思っています。 (HGさん)
彼女のこれまでの学びを、横で見聞きし、また、その学びの意味を、その時期その時期に担任の先生方から聞いてはいたのですが、やはり、自分自身で「論理的」にではなく「感覚的に体験」してみたい、と思ったのがきっかけです。それは、想像を超える楽しさで、初めての水彩、フォルメン線描、編み棒から作る手仕事、そしてオイリュトミー。自分の目、指、体全体を通して「感じる」学びは、なんとも言葉で言い表せられない喜びに満ちていて、あ、これがシュタイナー教育なんだな、と思いました。シュタイナー教育をより深く理解する、というだけでなく、やはり「やってみる」「体験する」「感じる」ということ、「自分自身の体験として理解する」こと、を学びました。 (HNさん)
これまでの受講生
書籍紹介
『シュタイナー学校の全カリキュラム 第1~第8学年編』
沢山の豊かな経験を積んだ教師達が、カリキュラムの内容だけでなく、教育の方法論と教授法も伝えています。ドルナッハ・ゲーテアヌム教育部門と自由ヴァルドルフ連盟教育研究部門合同プロジェクト著。本校の教師、鳥山雅代とヴィリギリウス・フォーグルが翻訳しました。
『人間を育てる~シュタイナー学校の教師の仕事~』
ハンブルグにて長年シュタイナー教育に、担任として、そして教員養成ゼミナールの代表として携わってきたヘルムート・エラー氏の初の日本語訳本。本校の教師、鳥山雅代が翻訳しました。
メディア掲載情報
ベネッセ教育総合研究所「まなびのかたち~魅力的な現場の人たちが考えていること」
「人は誰もが学びたい、成長したいという欲求を持って生まれてくる NPO法人東京賢治シュタイナー学校」と題し、東京賢治シュタイナー学校が紹介されました。(ベネッセ教育総合研究所のHPへ)
『STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ』『ウーマンエキサイト』掲載のお知らせ
恵学社 WEB サイト『STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ』から、東京賢治シュタイナー学校の教師がインタビューを受け4回にわたって紹介されました。記事は恵学社が提携している『ウーマンエキサイト』にも配信されました。
雑誌『授業づくりネットワーク』32号
『授業づくりネットワーク』32号に、佐内信之氏による誌上レポートとして、本校の教師 後藤洋子による4年生のエポック授業「分数」の取材記事が掲載されました。